「孤育て」に寄り添う存在でありたい──Mommy Blessの小さな挑戦
子育ては、一人で抱えるにはあまりにも重い。とりわけ、日本語も文化も違う土地で子育てをする外国人ママ・パパにとって、それは「孤育て」と呼ばれるほどの孤立感を生むことがあります。私たちMommy Blessは、まだ小さな組織ですが、この「孤育て」の現実を変えるために立ち上がりました。ほんの少しでも、誰かの育児が楽になるように──そんな想いを込めて、私たちの活動をご紹介します。
「孤育て」という見えない壁
「育児が大変」という言葉の裏には、たくさんの事情があります。でも外国人家庭の場合、その事情はさらに複雑で、誰にも気づかれず、声もあげられないままになってしまうことが多いのです。ここでは、私たちが向き合っている「孤育て」のリアルをお伝えします。
助けを求められない育児の現場
保育園の申込書が読めない。
行政から届く手紙の意味がわからない。
近くに親戚も知人もいない。
そんな中、毎日のように泣いたり笑ったりする子どもを前に、「誰にも頼れない」と感じながら頑張っているママ・パパがたくさんいます。言葉の壁、文化の壁、そして“頼ってはいけない”という遠慮。これが「孤育て」を深刻化させています。
制度はある。でも、たどり着けない
日本の育児支援制度は決して少なくありません。でも、それを「自分のために使っていい」と思える外国人家庭は少数です。
「こんなことで相談していいの?」
「ことばが通じないのでは?」
「そもそも、何をどう聞いたらいいかわからない」
本当は助けが必要なのに、その一歩が踏み出せない。これが「制度の狭間で孤立している人々」の現実です。
“孤育て”は個人の責任じゃない
「誰も助けてくれない」と感じること。それを「自分の甘え」と思ってしまうこと。でも、孤育ての原因は個人の問題ではなく、社会の仕組みのすき間にあります。私たちMommy Blessは、そのすき間にそっと入り込み、「ひとりじゃないよ」と伝えることができる存在を目指しています。
Mommy Blessが目指す、ささやかな未来
私たちは、特別なことがしたいわけではありません。でも、“あたりまえの育児”が、誰にとっても“あたりまえ”になる社会に近づきたい。その一歩として、外国人家庭に向けた小さな支援を日々続けています。
家庭に寄り添う、ことばの通じる安心感
私たちのベビーシッターは、外国人ママ・パパが安心できるよう、多言語対応をベースにしています。日々のコミュニケーションはもちろん、文化や宗教、育児スタイルの違いも理解したうえで接するよう努めています。
言葉が通じるだけで、心も開かれていく。
育児の悩みが、“相談できること”に変わる。
そんな信頼関係を大切にしています。
“ちょっとお願い”ができる社会へ
「ちょっと1時間だけ、預かってもらえる?」この一言が言えるようになるまでに、どれだけの不安があるか。Mommy Blessは、単なるベビーシッターサービスではありません。家庭にとっての“心のよりどころ”となれるよう、最初の面談から継続的な関係づくりまで、一貫した安心設計を整えています。
ママ・パパの笑顔は、子どもの未来につながる
“親が笑顔でいられること”は、子どもの育ちに直結しています。安心して誰かに預けられる時間ができることで、心と体に余裕が生まれます。ママ・パパがほっとできる、その時間こそが、子どもの幸せに繋がる──そんな想いで、私たちは一家庭ずつ丁寧に支援を続けています。
まとめ
Mommy Blessはまだ小さな団体です。ですが、「孤育てをなくしたい」という強い想いをもって、ひとつひとつの家庭に向き合っています。もし、あなたの周りに外国人のママ・パパがいたら、ぜひ「Mommy Blessというサービスがあるよ」と教えてあげてください。私たちは、あなたの紹介で、ひとつの家庭に安心を届けることができます。
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